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足長美人のブナシメジ

水っぽくない舞茸

しゃきっとエノキ

パリッと大型エリンギ

大粒無洗なめこ

野生種の琥珀茸

高原山伏茸

高原タモギタケ

高原ひらたけ

豊かで艶やかなズッキーニが微笑む

アスパラガスが競うように伸びる

もう45年くらいも前のことだ。
この地方のキノコ作りはエノキから始まり。
キノコ栽培は地場産業として根付いた。
今や中野市、木島平村、飯山市などに広がり。
四季を問わない産業に発展する。
産直イイヤマの久保田則保社長も、このキノコで育った一人。
扱い品はブナシメジ、舞茸、エリンギ、エノキ、なめこ、などなど。
「確かな極上のキノコしか提供しない」

「やっぱりブナシメジが一番のお勧め」
このブナシメジは20数年前に寶酒造さんが開発した種。
その後、突然変異して素晴らしい品種(2合系MTK-1)に発展。
杉5対松5のオガ粉を堆積して、不純物を流した木糖を使用。
栄養源は米糠とフスマ。
遺伝子組み換えをしたものは一切使っていない。
このブナシメジ、白い足が長くて可食部分が多い。
いい感じの硬さで歯ざわり良く、色良し、味良し、風味良し。
「足長美人」と呼んでもよさそう。
生育期間は120日とやや長い。

舞茸は、青木村の瓶栽培舞茸。
広葉樹の木糖、フスマ、米糠を使用して栽培。
遺伝子組み換えをしたものは一切使っていない。
種菌は自家組織培養の品種(NM-1)で、この品種はここにしかない。
味に拘った舞茸で風味に優れて、美しく、美味しい。
いずれも水っぽくなく乾燥系の舞茸で日持ちする。

エノキはこの地で最も歴史のあるキノコだ。
木島平で独自の培養センターを持つ、丸山組合長の生産。
一口で言うならば、乾いた感じのしっかりとしたしゃきっとしたエノキ。
品種はチクマッシュ011で、1株当たり310g以上と大きい。
もちろん、味も確かで、美味しい。
エリンギは飯山市と中野市にある指定生産者
品種はクンヌタリで、生育期間は40日間。
木糖にフスマ、米糠、ホミニーフフィードで生育する。
生育室の湿度を60%ぐらいに極力下げている。
身の締まったパリっとした味わい。
日持ちがいいのも特長だ。

なめこは「大粒無洗なめこ」と呼ぶ。生育期間は50日。
大粒であること、日持ちもよくため洗わずに出荷している。
「洗わないで」というのは、それだけ自信があるからだ。
もちろん味もよく、食べ応えがある。
生育には昔ながらの生育にこだわる。
菌床には広葉樹のオガクズに米ぬか(ふすま)のみ。
余計なものを加えていない。

このほか、近くの千曲市からのキノコたちも応援に加わる。
このうちの琥珀茸は太陽光をたっぷり浴びた野生種のエノキ茸だ。
傘や茎が大きく、甘く、シャキっとした美味しさを味わえる。
さらに高原ひらたけ、高原山伏茸、高原タモギタケなど。
いずれも久保田さんに選ばれた生命力の強いキノコたち。
それらが私たちに、新たな生命力を伝えてくれそうだ。

豪雪地帯は、それほど寒いわけではない。
厚い雪は、その下の土壌にとっては優しい上掛け布団。
だから、雪が溶けて春が来ると。
ぬくぬくと美味しい野菜が育つ。
もちろん、その前に堆肥などが必要だが。
その中で、久保田さんの一押しはズッキーニとアスパラガス。
ズッキーニは5月時点ではまだハウスの中だったが。
しっかりとつややかな顔を見せていた。
一方のアスパラガスはオープンな土地でにょきにょきと。
天に向かって伸びていた。
太くて柔らかい。