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出荷中の「ミネラル白菜」

厳冬の冬場は炭焼きに精を出す

堆肥に炭を混和させる

苗にはにがり混和水が散布される

畑に移り、液肥とにがり混和水が散布される

真空予冷装置。ここで真空状態で摂氏4度C程度に冷やされる

プライドグループ代表の倉根けさゆきさん

「ミネラル白菜」で評判の南相木村プライドグループ5人衆。
白菜作りは短い夏だけの農作業に思われがちだが。
彼らに年間を通して休みはない。
白菜の収穫が終わった10月末にはまた、来年への仕込みが始まる。
まずは唐松林に入り、唐松の間伐が始まる。
その間伐材は適度に刻まれて、炭焼き小屋に運ばれる。
間もなく厳寒の冬がやって来る。
雪は少なく乾燥ぎみだが、とにかく寒い。
時に零下20度くらいまで下がり、昼間でも零下のままだ。
近くの川や池は凍りつき、格好のスケート場と化す。
そんな中、間伐材の炭焼きが始まる。
一冬で、4トンもの炭を作る。

だが、この炭。
暖房や調理に使うわけではない。
すべては、次の「ミネラル白菜」のためだ。
炭には豊富なミネラルが含まれている。
「ミネラル白菜」にはこれが欲しい。
ミネラルウオーターで比較してみると良く分かるのだが。
もともと日本の土地にはミネラルが少ない。
まして、化学肥料や農薬のお陰でミネラル成分は減る一方。
プライドグループ5人衆は、この炭に目を付けた。
「ミネラル白菜」用に用意した堆肥に4トンの炭を混ぜ込む。
炭は多孔質だから、その孔が微生物の住処にももってこいとか。
さあ、春に向けて、この炭堆肥が撒かれることになる。

春、ハウスの中では「ミネラル白菜」の種が芽を吹き出す。
少し大きくなった苗に、ミネラルたっぷりの「にがり」水をあげる。
「にがり」は、いわば海のミネラルをたっぷり含んでいるからだ。
本格的な春がやってきて、畑に移された「ミネラル白菜」には。
今度は「にがり」を1000倍に薄めて散布を受ける。
こうして、土から水から。
「プライド白菜」は山のミネラル、海のミネラルをたっぷりといただいて。
しっかり、元気に育つ。
だから、「ミネラル白菜」は美味しくて持ちがいい。
しかも、ミネラル豊富な白菜には「虫」がつきにくい。
当然ながら、以前よりも農薬をかなり減らすことが可能だ。
つまり「虫も付かずに長持ちする」
それが「ミネラル白菜」なのだ。

白菜、とりわけ「ミネラル白菜」は、他の野菜よりは長く鮮度を保つ。
ただし、収穫後も呼吸してエネルギーを消費し、鮮度や栄養分を低下させる。
その対策としての武器が野菜真空予冷システム。
箱積みされた「ミネラル白菜」を真空予冷室に入れて、摂氏4度前後に冷やす。
摂氏4度の水は最も体積が小さいからだという。
真空にすることで、余分な水分が飛ばされ、白菜の内側と外側を同時に冷やす。
所要時間は30分から1時間。
その後に冷蔵庫に保管、そしてクール便であなたのもとへ。